こんにちは。私は当ブログの管理人、ぞねぞうです。
私は、2024年度宅建試験において、クレアールの通信講座を活用することで、44点で一発合格を果たすことができました。
クレアールの通信講座は、コストパフォーマンスの高さや、講座のボリュームなど、様々な特長があり、その特長は最新の2025年版の講座にも引き継がれています。
そこでこの記事では、実際にクレアールの通信講座を受講した私の観点から、2025年版の通信講座である「[2025・26年合格目標]宅地建物取引士講座」の内容を紹介していきたいと思います。
クレアールとは
クレアールは、1969年に資格受験指導を開始し、その歴史は56年を数える老舗の資格学校です。
税理士、公認会計士、日商簿記検定などの受験指導からスタートし、その後、法律系や公務員などの分野にも進出していきました。
かつては全国約30拠点で通学講座を展開していましたが、2011年から通信講座に一本化しています。
こうして通学講座を廃止したことでコストカットに成功し、受験生にもコストパフォーマンスの高い講座を提供できるようになったのです。
もちろん、宅建士の通信講座も充実した内容の割にリーズナブルな価格設定となっています。

ここがポイント!
パラレル学習法
クレアールの「パラレル学習法」とは、1つのチャプターの内容をインプットした後、直ちにその内容についてアウトプットを行うという学習法です。
1つのチャプターの基本講義を受けた直後に、そのチャプターの過去問演習を行うことで、講義で理解した知識の定着を図るというものです。
この学習法を行うことで、講義のすぐ後に過去問を解くことになるので、無駄なく知識を吸収することができ、学習を効率的に進めていくことができます。
講義の網羅性の高さ
クレアールの講義は、基本講義と実力アップ演習講義の講義時間の合計が96時間もあり、本試験に出題される知識を幅広くカバーしています。
特に、上記の合計時間は、権利関係の分だけで37.5時間もあり、苦手意識を持つ人が多い権利関係も時間をかけてしっかりと理解できるようになっています。
暗記だけでなく、じっくりと腰を据えて学習内容をマスターしていきたいという人にはとてもオススメですね。
本試験においても、クレアールの講義で得られる知識を元にした問題が数多く出題されており、そのことを以下の記事で検証しています。

講義が1コマ30分で完結
クレアールの講義は、約30分×2コマの基本講義を受講した後、約30分×1コマの実力アップ演習講義を受講するという流れで進んでいきます。
講義は約30分でいったん完結するため、集中力が途切れることなく受講を進めていくことができます。
ちょっとしたスキマ時間に講義を視聴するという使い方もできますね。
豊富な演習量
基本講義を進めながら、同時に過去問題集(収録問題集は300問以上)を使って問題演習を行っていきます。
さらに、それぞれの基本講義の最終回には、各50問(税・その他は25問)、合計175問の分野別演習があります。
加えて、総合模擬試験として、本試験と同じ形式の問題を50問×4回、公開模試として50問×1回の出題があります。
それらを合計すれば、過去問以外に425問の問題を解くことになり、本試験に向けて更に実力を強化することができます。
これらの問題演習には解説講義もついているので、問題を解く上でのポイントもしっかりと押さえることができます。
担当講師の質
担当講師は、宅建指導歴20数年の大ベテラン、石川秀才先生です。
講義内容はとても堅実であり、合格に必要な知識をしっかりと伝えてくれます。
ゴロ合わせも教えてくれますが、ここぞという場面でしか使わないので、丸暗記に頼らない、理解を中心にした学習を進めることができます。
出題頻度に応じ、学習項目のランク分けをしてくれるので、力を入れる分野とそれ以外の分野の区別が分かり、メリハリをつけた学習を行うことができます。
各種キャッシュバックあり
合格お祝い金をはじめ、各種のキャッシュバック制度があります。
特に、セーフティコースには、合格お祝い金8,000円、受験料8,200円、未受講分返金16,640円という手厚い支援があります。
初年度で合格した場合、一般価格の74,800円で申し込んだとしても実質的な負担は41,960円となっており、大変お得なコースとなっています。
ちなみ、私も2024年度の受験時はセーフティコースで学習し、全てのキャッシュバックを受けることができました。
質問が無制限(バリューコースを除く)
パーフェクトコースとセーフティコースの質問回数は無制限、バリューコースでも15回までは質問をすることができます。
他社では質問がチケット制となっているところもあり、こうした点もありがたいですね。
宅建試験は基礎知識の正確な理解が何よりも大切であり、質問をすることであいまいな個所をハッキリさせていけば、しっかりと理解を深めることが出来るのです。
さらに、質問をすることでしっかりと理解をした知識は記憶に残りやすいため、知識を定着させるという効果も期待できるのです。
テキストが2色刷り
一見、フルカラーのテキストの方が分かりやすいのでは?と思うかもしれませんが、2色刷りの場合は、重要な項目をよく目立たせることができるというメリットがあります。
加えて、マーカーの色も目立ちやすいので、テキストのカスタマイズをする際にも使いやすいです。
通信講座の主なコース
完全合格バリューコース
コース概要 | |
コース名 | 2025年合格目標 完全合格 バリューコース |
価格 | 27,800円 |
合格祝い金 | 2025年試験合格で 3,000円を進呈 |
質問回数 | 15回 |
教材類 | PDF提供 |
バリューコースは、教材をPDF提供、質問回数を限定することで費用を抑えたコースであり、とにかく最初は安く済ませたいという方にオススメのコースです。
完全合格パーフェクトコース
コース概要 | |
コース名 | 2025年合格目標 完全合格 パーフェクトコース |
価格 | 59,800円 (申込月により割引あり) |
合格祝い金 | 2025年試験合格で 8,000円を進呈 |
質問回数 | 無制限 |
教材類 | 印刷製本&PDF提供 |
教育訓練制度 | 受講料の20%を国が補助 (要件あり) |
(教育訓練給付制度の詳細は、厚生労働省公式サイトをご確認ください。)
パーフェクトコースは、製本テキスト付&質問回数が無制限というコストパフォーマンスの高いコースです。
完全合格セーフティコース
コース概要 | |
コース名 | 2025年合格目標 完全合格 セーフティコース |
価格 | 74,800円 (申込月により割引あり) |
合格祝い金 | 2025年or2026年試験合格で 8,000円を進呈 |
質問回数 | 無制限 |
教材類 | 印刷製本&PDF提供 |
受験料負担 | 2025年試験のみ 受験料8,200円を クレアールが負担 |
未受講分返金 | 2025年試験合格の場合 16,640円返金 |
セーフティコースは、万が一不合格だった場合に備え、翌年度分の演習講義も受けられ、最新の教材もついてくるという至れり尽くせりのコースです。
初年度で合格した場合のキャッシュバック分を加味すれば、パーフェクトコースよりもお得なコースとなっています。
各コースの比較表
コース名 | バリューコース | パーフェクトコース | セーフティコース |
価格 | 27,800円 | 59,800円 (申込月により割引あり) | 74,800円 (申込月により割引あり) |
合格お祝い金 | 2025年試験合格で 3,000円を進呈 | 2025年試験合格で 8,000円を進呈 | 2025年or 2026年試験合格で 8,000円を進呈 |
質問回数 | 15回 | 無制限 | 無制限 |
教材類 | PDF提供 | 印刷製本&PDF提供 | 印刷製本&PDF提供 |
教育訓練制度 | 受講料の20%を 国が補助(要件あり) | ||
受験料負担 | 2025年試験のみ 受験料8,200円を クレアールが負担 | ||
未受講分返金 | 2025年試験合格の場合 16,640円返金 |
カリキュラムの概要
受講の流れ
勉強する科目の順番は、①宅建業法→②権利関係→③法令上の制限→④税その他、となっています。
1つのチャプターのサイクルは、①約30分×2コマの基本講義を受講した後、②約30分×1コマの実力アップ演習講義(過去問演習)を受講する、という流れになっており、そのサイクルを終えた後に次のチャプターへと進んでいきます。
また、各科目の基本講義の最終回には、分野別演習という問題演習(合計175問)で知識の定着を図ります。
こうして全科目の講義が完了した後は、総合模擬試験(50問×4回=200問)、公開模擬試験(50問)により、さらに問題演習を行って本試験に向けた実力アップを図っていきます。
その他、WEB学習ツール「CROSS STUDY」という、一問一答式の過去問題集もあり、十分な基礎知識の定着が図れるようになっています。
単元数と講義時間
基本講義
科目 | 単元数 | 講義時間 |
宅建業法 | 28単元 | 14時間 |
権利関係 | 50単元 | 25時間 |
法令上の制限 | 30単元 | 15時間 |
税・その他 | 16単元 | 8時間 |
合計 | 124単元 | 62時間 |
実力アップ演習講義
科目 | 単元数 | 講義時間 |
宅建業法 | 14単元 | 7時間 |
権利関係 | 31単元 | 15.5時間 |
法令上の制限 | 15単元 | 7.5時間 |
税・その他 | 8単元 | 4時間 |
合計 | 68単元 | 34時間 |
法改正講義
全2単元(1時間)
総合模擬試験問題集&解説講義
全4単元(8時間)
(模擬試験2時間/解説講義2時間)
直前チェック講義
全8単元(4時間)
公開模擬試験
模擬試験2時間/解説講義2時間
まとめ
この記事では、クレアールの宅地建物取引士講座の内容を紹介していきました。
クレアールの講座は、ボリュームのある内容を考えれば、コストパフォーマンスの高い講座と言えます。
受講を検討している方は、まずは資料請求から始めてみることもオススメします。