当ブログの管理人・ぞねぞうは、2024年度の宅建試験への挑戦を思い立ち、44点で一発合格を果たすことができました。
学習を開始したのは6月23日でしたが、本試験までにはまとまった時間が確保できると見込んだことから、せっかくなら様々な勉強法を試しながら受験をしてみようと考えました。
そこでやってみたのは、クレアールの通信講座を受講した後に、LECのウォーク問&テキストを1から学習するという、通信講座と独学のハイブリッド型の学習方法です。
さらに直前期にはLECや日建学院の模試にも手を広げ、問題演習の量を増やしていきました。
その結果は、44点での一発合格であり、同時に、様々な勉強方法のメリットデメリットを十分に検証することができました。
この記事では、こうした実験的な宅建受験のために受講した通信講座及び使用した教材を紹介するとともに、それらにかけた費用の総額についても明らかにしていきたいと思います。
使用した教材の画像
本題に入る前に、使用した教材を並べてみます。
実験的な宅建受験だったので、教材をとにかく買いまくりました。

こうして見るとなかなか壮観ですね。
実験的な意味を持つ宅建受験だったため、気付いたらこんなになっていました。
教材をどこまで買い揃えるかは、合格者の間でも意見が分かれるところですが、私の記事も学習を進める上での一つの参考にしていただけると幸いです。
宅建試験合格のための費用:総額68,700円
通信講座&独学のハイブリッド型学習にかけた費用の総額は、68,700円でした。
明細は以下の通りとなっています。
(価格は全て2024年分のものとなっています。)
クレアール宅建士講座 | 72,556円 |
受験料キャッシュバック | ▲8,200円 |
合格お祝金 | ▲8,000円 |
未受講分返金 | ▲18,736円 |
出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係 | 2,750円 |
出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法 | 2,200円 |
出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他 | 3,080円 |
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係 | 1,980円 |
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法 | 1,980円 |
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他 | 1,980円 |
出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集 | 2,090円 |
出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555 | 2,310円 |
わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス) | 2,860円 |
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試 | 2,750円 |
出る順宅建士 当たる!直前予想模試 | 1,760円 |
これで合格!宅建士直前予想模試 | 1,540円 |
TAC令和6年度全国公開模試 | 3,800円 |
合計 | 68,700円 |
通信講座を受講した割には、意外と安く収まっていますね。
それでは、一つ一つの項目を詳しく見ていきましょう。
資格スクール

私はクレアールの通信講座を受講しました。
(講座のレビューはこちらを参照してください。)
受講費用の総額は、キャッシュバック分を加味して37,620円でした。
内訳は以下の通りです。
クレアール「2024・25年合格目標 完全合格セーフティコース」:72,556円
クレアールの通信講座は、申込時に受講費用の全額を一括で支払いました。
「セーフティコース」とは、宅建試験が不合格だった場合に備え、次年度も引き続き最新のカリキュラムで学習を進められるというコースになっています。
2年目までカバーしているコースのため、一括払いだと少々高く感じますが、以下に述べるキャッシュバック分を加味すると、むしろリーズナブルともいえるのです。
受験料キャッシュバック:▲8,200円
初年度の本試験の受験料8,200円はクレアールが負担してくれました。
合格お祝金:▲8,000円
本試験に合格し、合格体験記の執筆を行ったので、合格お祝金8,000円の進呈を受けることができました。
未受講分返金:▲18,736円
セーフティコースは2年目までをカバーしているコースです。
私は初年度で合格することができれば、2年目の未受講分として、18,736円の返金を受けることができました。
参考書・過去問
クレアールの通信講座が終われば、お次はYouTubeチャンネルを参考にしながらの独学です。
ここでも網羅性の高い教材を望んでいたので、LECのウォーク問シリーズを買い揃えました。
その後も、様々な教材を追加していきました。
出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係:2,750円

出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法:2,200円

出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他:3,080円

3 法令上の制限・税・その他
ご存じ、LECのウォーク問に完全対応したテキストです。
ウォーク問とリンクさせて使うことで抜群の効果を上げることが出来ます。
重要事項もよく整理されてまとめられており、試験前の復習には欠かせない存在でした。
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係:1,980円

1 権利関係
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法:1,980円

2 宅建業法
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他:1,980円

3 法令上の制限・税・その他
LECのウォーク問は、3冊合わせて550問(50問は2023年度本試験問題)という圧倒的なボリュームを誇っています。
クレアールの講座を受講した後に、これらの過去問を周回して学習したため、合格に必要なレベルの知識をさらに強化することが出来ました。
出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集:2,090円

○×1000肢問題集
過去問を周回して実力を高めた後に、基礎知識の抜け漏れが無いかを確認するために使用しました。
一問一答形式だと、また違った角度から基礎知識のチェックができるので、知識の正確性を高めることに繋がりました。
出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555:2,310円

こちらも、一問一答問題集と同じように、基礎知識の抜け漏れが無いかを確認するために使用しました。
わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス) :2,860円

いわゆる年度別過去問です。
本試験のレベル感を把握するとともに、統計問題対策としても役に立ちました。
予想模擬試験
予想模擬試験の問題集も、初見の問題の演習量を増やすために積極的に活用しました。
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試:2,750円

30年分の過去問から重要な問題をピックアップし、6回分の模試形式でまとめているものです。
本試験のスタイルで過去問演習をするために使用しました。
出る順宅建士 当たる!直前予想模試:1,760円

自分で採点をする予想問題集です。
当然、過去問には無い問題が出てきます。
初見の問題への対応力を高めるために活用しました。
これで合格!宅建士直前予想模試:1,540円

こちらは日建学院の予想問題集です。
難易度はさらに難しめになっています。
こちらも、初見の問題への対応力の強化に活用しました。
全国公開模試(会場受験)
TAC令和6年度全国公開模試:3,800円

TACの校舎を試験会場として、他の受験者と机を並べて受験する形式の模試です。
本試験のシミュレーションとして、大いに役立ちました。
まとめ
実験的なハイブリッド型の学習法ということで、通信講座を受講し、なおかつLECのウォーク問まで使用したことを考えても、68,700円の費用は意外と安いのではないでしょうか。
時間的な余裕があれば、リーズナブルな通信講座を受講し、その後にウォーク問のような網羅性の高い過去問にチャレンジし、演習量を増やしていくというのも有効な方法です。
あまり教材を増やさない方がいいという意見もありますが、使い方を間違えなければ、実力アップに高い効果が望めると思います。