こんにちは。私は当ブログの管理人、ぞねぞうと申します。
私は、R6年度宅建試験に44点で一発合格を果たすことができました。
その私がやっていたことは、クレアールの通信講座を受講し、LECの出る順宅建士シリーズの独学も行い、予想模試も複数社の問題を解くなど、「とりあえず何でも試してみる」という実験的な勉強法でした。
そのような経験を通じて、宅建の勉強法についてもいろいろなことが分かってきました。
今回の記事では、そんな私の経験を踏まえつつ、ユーキャンの「宅建士短期合格講座」の内容を紹介していきたいと思います。
なお、ユーキャンの「宅地建物取引士講座」は2025年度受験分については申込受付を終了していることから、この記事では「宅建士短期合格講座」のみの紹介となっています。
ユーキャンとは
ユーキャンは、通信教育の最大手として広く知られる企業です。
法律・ビジネスから、趣味、実用などさまざまな通信教育を提供しており、「生涯学習のユーキャン」というキャッチコピーはすっかりお馴染みですね。
ユーキャンの宅建士講座も、実は開講40年以上という歴史があり、過去10年間で13,900名以上もの合格者を輩出しています。
こうした実績を元に、ユーキャンの宅建士講座は合格に必要な知識だけに絞ったカリキュラムとなっています。
今回紹介する宅建士短期合格講座も効率の良いカリキュラムにであり、正しく学習すれば最短3ヵ月で合格力が身につくようになっています。
ここがポイント!
ムダを省いた速習カリキュラム
ユーキャンの「宅建士短期合格講座」は、開講から40年以上に及ぶ徹底的な出題分析のデータを元に、試験に出るポイントをギリギリまで絞り込んでいます。
満点を目指すのではなく、合格点を取るために必要な知識に絞り、ムダを大幅にカットしたカリキュラムとなっています。
そのため、最短3カ月で本年度の宅建試験の合格に必要な実力が身に付くようになっています。
分かりやすいフルカラーテキスト
ユーキャンは「宅建士きほんの教科書」など、オリジナル教材を作成している会社であり、もともと教材の質には定評があります。
宅建士短期合格講座で使用する「基礎テキスト」も、ユーキャンのノウハウをふんだんに詰め込んだ教材となっており、とても分かりやすくなっています。
全面フルカラーでイラストや図解を効果的に使い、一文字でも短くする工夫を凝らしているほか、難しい法律の概念もかなり嚙み砕いた説明をしてくれています。
初学者、特に法律に苦手意識のある方にとっては、オススメできるテキストとなっています。
通信講座と独学のいいとこ取りを実現
通信講座は「聞く」インプットのため、内容を理解するには一定の時間が必要になります。
場合によっては、独学の「読む」インプットの方がスピーディーに理解できることもあるのです。
ユーキャンの講義は、まずは自分でテキストを読み進め、解説動画が用意されている箇所に来たら自分で動画を再生して講義を受ける、というスタイルになっています。
動画の長さは1本3分~5分程度となっており、講義をテンポよく進められるようになっています。
「聞く」と「読む」という2種類のインプットを組み合わせた、通信講座と独学のいいとこ取りを実現した効率的な講義スタイルなのです。
合計2,700肢の一問一答演習
一問一答式の問題を解くことは、消去法が使えず知識の正確な理解が試されることから、基礎知識の強化が図れるというメリットがあります。
ユーキャンの「宅建士短期合格講座」では、「実戦テキスト」という一問一答式の過去問題集でアウトプットを行っていきます。
実戦テキストの収録問題数は約1,800であり、さらに基礎テキストのチェックに使う一問一答式のWebテストがあり、そちらはおよそ900肢の問題を収録しています。
つまり、合計2,700肢、約13年分の一問一答式の問題を解くことになるのです。
これだけの問題を解けば、基礎知識は嫌でも身に付いていきますね。
これ以外にも、本試験の形式に慣れるため、「完成テキスト」という四肢択一形式の問題集も用意しています。
テキストと過去問題集のリンク
ユーキャンのテキストには、重要な知識を集約した「Check Point」というまとめ表がいくつも収録されており、このCheck Pointを覚えるだけでも合格レベルの知識が身に付くようになっています。
また、ユーキャンの過去問題集も、問題の解説欄にCheck Pointが掲載されています。
つまり、テキストと過去問題集がリンクしているので、アウトプットをしながら重要知識をスムーズに確認していくことができるのです。
充実のフォロー体制
ユーキャンの「宅建士短期合格講座」は、質問回数は嬉しい無制限となっています。
1日3問までという制限はあるものの、回数が無制限であることを考えれば、気にはなりませんね。
また、「合格デジタルサポート」という受講生専用サイトを利用すれば、学習スケジュールを自動で立ててくれたり、自動で弱点の分析も行ってくれます。
このように、講義だけでなく、フォロー体制も充実しているのです。
「宅建士短期合格講座」の概要
講座の概要
講座名 | 宅建士短期合格講座 |
税込価格(一括) | 63,000円 |
税込価格(分割) | 3,980円×16回 =63,680円 |
添削課題 | 1回(模擬試験) |
質問回数 | 無制限(1日3問まで) |
合格デジタルサポート | 〇 |
教育訓練給付制度 | 〇 |
(教育訓練給付制度の詳細は、厚生労働省公式サイトをご確認ください。)
教材セット内容
- 基礎テキスト3冊
- 実戦テキスト3冊
- 完成テキスト1冊
- ガイドブック
- お知らせと提出用紙
- 添削・質問関連書類一式
受講の流れ
「基礎テキスト」を読みながら解説動画を再生して内容をしっかりと理解することで、基礎知識のインプットを行います。
テキストと動画でインプットした後は、Webテストの一問一答形式の問題でアウトプットを行い、インプットした知識の確認を行います。
さらに、「実戦テキスト」の一問一答形式の過去問を解いていくことで、合格に必要な知識の定着を図っていきます。
その後は、「完成テキスト」の四肢択一形式の問題を解くことで、本試験に向けた実戦演習を行っていきます。
添削課題として模擬試験もあるので、そちらも活用して本試験に万全の態勢で挑みます。
まとめ
今回の記事では、ユーキャンの「宅建士短期合格講座」の内容を紹介していきました。
ユーキャンの「宅建士短期合格講座」の大きな特徴は、分かりやすいテキストとムダを省いた効率的なカリキュラムです。
初学者でも最短で3カ月の期間があれば、十分に合格レベルを狙えるようになっています。
今後、宅建試験の受験を検討している方は、ユーキャンの「宅建士短期合格講座」も選択肢の一つに入れてみてください。